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「名前の覚え方」記憶力の育て方 精神科看護でもとめられる能力

  • 2020年4月25日
  • 看護
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「名前の覚え方」記憶力の育て方 精神科看護でもとめられる能力

こう
「最初の仕事は名前を覚える事」
そう言われて途方に暮れた
人の名前を覚えるのが苦手な
看護師のこうです

苦手を克服してなんとか問題なく

何十人の人の名前を短期間で覚えられるようになりました

今回はそのスキルを体系立てて解説して

名前を覚えるのが苦手

とい方に

こうやって覚えていけばいいという

指標を提示いきたいと思います

 

精神科は患者さんの

名前を覚える事から始まります

 

精神科の特徴として与薬業務があります

患者さんの名前と薬を確認して渡したり与薬します

認知症をはじめ認知が下がった人は

違う人の名前でも返事をしてしまったりします

 

つまり看護師が患者さんの

名前と顔を一致させる必要があります

 

他にもタグ管理されていない

などなど

名前を覚えないといけない理由はたくさんあります

名前覚えるの苦手!

そんな方にむけて

精神科病棟という環境を考慮した

名前の記憶の仕方をお伝えしていきます

型をつくれば「記憶力」は確実に伸ばす事ができる

今回は名前に特化して説明していきますが

原理を理解すれば他のことにも応用できます

是非、最後までお付き合いください

記憶力の育て方1.記憶には長期記憶と短期記憶がある事を知る

大まかに説明すると

記憶力とは

「記憶」を脳にしまい「取り出す」チカラの事を言います

大まかに分けると

短期記憶(忘れていく記憶)
例)朝食のメニューや検温で記録し終えた数字など

長期記憶(基本的に忘れない記憶)
例)公式の要となる円周率の3.14や家族の名前や印象に残った経験など

 

小難しい話はさておいて
記憶力で大切なこと

長期記憶に記憶する
覚えたことをいつでも取り出せる

この二点が大切になってきます

以下では記憶のしまい方と

取り出し方の強化方法について解説していきます

記憶力の育て方2.長期記憶へ記憶する方法

長期記憶へ記憶する方法の基本

感情に残る強烈な印象をもつ

意味や動機を記憶したいことに持たせる

ショッキングな出来事が忘れられないといったことに

近いかもしれません

しかし、名前を覚えようとするたび

感情を波立たせていては疲れてしまいますw

 

一番確実な方法は

なんだそんな事かと言われてしまうかもしれませんが

記憶したいことを繰り返す

五感のうちいくつかを使って繰り返し覚えていきます

視覚で対象を見る
自ら口に出し聴覚で覚える
書いて動作として覚える

面倒くさく感じますが

最も確実で簡単です

 

短期記憶にある記憶を長期記憶に入れるには最も確実です

記憶するという勉強がメインの日本では

ここに苦手意識をもつ方も多いかもしれません

ですが、現場での覚え方は

机にかじりついて何度も名前を書くというようなものでもありません

記憶したいことを関連させる

これも記憶を強固にするには有用です

動機付ける
印象付ける
意味を持たせる

覚えたいことに関連付けすることで記憶の引き金を複数用意して

記憶させやすくします

記憶の仕方、自分の得意な記憶と苦手な記憶法を認識する

記憶で自分の得意を考えてみましょう

次に苦手なことを思い出してください

メモに書きとめて整理するのもいいと思います

 

ここが整理されると記憶の仕方も整理されていきます

自分の得意と不得意を認識することから始めましょう

 

例えば自分は・・・
顔は一度で覚える
苗字よりも名前は覚えられるな
あだ名をつけたら忘れないな

出来事(エピソード)を覚えるのは得意かもしれない
書いたら覚える
リズムにのせると覚えやすい

記憶の仕方、自分の不得意な記憶を認識する

逆に不得意も認識しておいきましょう

わざわざ不得意な分野で頑張る必要はありません

「名前を覚える」ことが目的なのですから

例えば・・・
フルネームで覚えるのが苦手だ
顔と名前を結びつけるのが苦手だ
氏名の漢字が読めない、覚えにくい
おじさんの顔が同じに見える
数字を覚えるのが苦手だ

記憶の仕方の軸を作る

自分の得意分野と不得意を認識することが出来たら

自分の得意な方法で覚えていけば大丈夫です

そのままいいところを伸ばしていきましょう

「顔を覚えるのが得意」であれば顔を主軸に
「出来事を覚えるのが得意」であればエピソードを主軸に

覚えていきます

自分自身の「記憶の軸」を決めましょう
あとで変更したって構いません

 

患者さんにも今後

「健康的な部分に注目していく」という看護を

精神科ではしていきます

自分自身も「いいところをみる」「いいところを伸ばす」ことで

患者さんへの説得力もましていきます

軸の記憶に覚えないといけない事を関連付けていくイメージをもつ

「記憶の軸」に「エピソード」などを付け加えながら関連付けていきます

例えば

(@@)Aさん
認知症、67歳、花が好き、普段じっとしているが動くときはトイレに行きたいとき

数日前の雨の日「あんた美人さんだな」と言われた後、プロポーズされた

これを全て覚える必要はありません

印象に残ったものを関連付けて記憶するようにすると

長期記憶に入りやすくなります

 

印象に残ったことが「プロポーズ」であれば

(@@)プロポーズのAさん

と印象に残ったことを関連付けていき

繰り返して覚えていきます

記憶力の育て方2.長期記憶へ記憶する方法やることまとめ!

自分の記憶しやすい内容を把握しそれを
「記憶の軸」とする
「記憶の軸」を繰り返す
記憶しやすくするために「記憶の軸」に
エピソードなどを関連付けして覚える

これだけで圧倒的に覚えやすくなります

記憶力の育て方3.記憶を素早く取り出す方法を知る

同じことを繰り返すと

  • 労力は低くなる
  • 精度は上がる

記憶も同じです

何度も出し入れする事で経路が強化され

容易に記憶を取り出しやすくなります

 

何度も名前をフルネームで呼びましょう

患者さんは寛大であることが多いので

大抵の人は許してくれます

少しでも嫌そうにされたのであれば

その方はそっと心の内で繰り返しましょう

 

何度も繰り返し記憶を呼び出す事で

反射のレベルまで記憶を刻むことが出来ます

記憶力の育て方4.間違えやすい人を認識しよう


沢山の人を一度に覚えようとすると

印象がかぶる人が出てきます

 

間違えると失礼に当たるだけでなく

医療処置を間違えてしまえば事故になってしまいます

 

自分のなかで

印象が被ってしまっている人を

認識しましょう

 

認識したら名前を呼ぶ前に

一拍置く
反射で呼ばない
確認しながら呼称する

一拍置くことで

かなり間違いを減らす事ができます

記憶も正しく定着しやすくなります

記憶力の育て方5.名前と一緒に覚えるべき事を知ろう

営業であれば

相手の趣味嗜好、家族構成などをセットで覚えていく必要があります

 

精神科看護でも覚えてた方が良い事が確実にありますので

例に挙げておきます

関連付けて覚えておくと良いです

・病名
・症状
・家族構成(キーパーソン
・看護問題
・成育歴
・入院履歴
・自殺企図の有無
・身体合併症

などです

全て覚える必要はありませんが

その患者さんにとって重要な情報

関連付けて覚える事は看護において

大切なことです

「名前の覚え方」記憶力の育て方 精神科看護でもとめられる能力まとめ

記憶の軸を決め繰り返すことで名前を覚える
(記憶の軸は自分の記憶しやすい得意な内容)
記憶しやすいように関連情報と合わせて記憶する
その人の印象深いことを合わせて覚えていく
記憶を取り出す
記憶しかけた名前を思い出そうとすることで
脳の経路が強化されてより覚える

非常に単純ではありますが

確実に脳に刻む方法ではあります

 

実際に覚えるまでは患者さん自身に何度も確認しながら

名前を言ってもらうなど

工夫しながら看護を行っていけばよいと思います

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